User:Furcht968/draft: 5L 2s(ダイアトニック)
↖ 4L 1s | ↑ 5L 1s | 6L 1s ↗ |
← 4L 2s | 5L 2s | 6L 2s → |
↙ 4L 3s | ↓ 5L 3s | 6L 3s ↘ |
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sLLsLLL
5L 2sとは、所謂ダイアトニックと言い、5つの全音と2つ半音の合計7つの音程を有し、1オクターヴをピリオドとするMOS(対称モーメント)音階である。この音階は、685.714¢から720¢、あるいは480¢から514.286¢までのジェネレーターを用いて作られる。
一般的に長調(メジャー・スケール、あるいはイオニアン・スケール)に於ける全全半全全全半と表記されるこの5つの全音と2の全音から成る西洋音楽にて良く親しまれるパターンに於いては、LLsLLLsと一般化された表記が用いられ、全音・半音それぞれの音程(Lとsと表記)は整数音程の大きさを表し、異なる平均律を生み出す。これらの音程比は、ダイアトニック・スケールの音程の高さに影響し、異なる調律に対応する。
この音階が頻繁に用いられる代表的な音律としては、12平均律上のダイアトニック・スケール、ピタゴラス音律上のダイアトニック・スケール、そしてミーントーン(中全音律)による音階が存在する。
名前
TAMNAMSはこの音階に対して、音律に囚われない名称としてダイアトニックと提案している。ダイアトニックとは一般的に5つの全音と2つの半音を持つ音階の事を指す。TAMNAMSとこのWikiの全音階パターンを記した記事では、ダイアトニックと言う用語は5L 2sの事のみを指す。
表記
音程
音程は最も良く知られる記譜法と同じである為、長・短による長短音程と完全・減・増の完全音程からなる。
音程 | 詳細な音程 | 大きさ(昇順) |
---|---|---|
一度(ユニゾン) | 完全一度 | 0 |
二度 | 短二度 | s |
長二度 | L | |
三度 | 短三度 | L+s |
長三度 | 2L | |
四度 | 完全四度 | 2L+s |
増四度 | 3L | |
五度 | 減五度 | 2L+2s |
完全五度 | 3L+s | |
六度 | 短六度 | 3L+2s |
長六度 | 4L+s | |
七度 | 短七度 | 4L+2s |
長七度 | 5L+s | |
八度(オクターヴ) | 完全八度 | 5L+2s |
音名
これも最も良く知られる記譜法と同じである。従って以下の通り。
英語音名 : C, C#/Db, D, D#/Eb, E, F, F#/Gb, G, G#/Ab, A, A#/Bb, B, C
日本語音名: ハ, 纓ハ/変二, ニ, 纓二/変ホ, ホ, ヘ, 纓へ/変ト, ト, 纓ト/変イ, イ, 纓イ/変ロ, ロ, ハ
理論
音律の解釈
5L 2sにはRank2による音律の解釈がいくつか存在する。