純正律

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純正律 (ウィキペディア)

純正律は、 調律 のアプローチのうちの一つで、全ての音程有理数 比率で表される。

これは比率ができる限り単純であることを求められるため、ラショナルイントネーションと区別される場合がある。 (テニーベネディッティなどでのHzの例だが、明確な線引きがある訳ではない)。 問題はその線引きをどうすべきかという所であり、定義上、全ての音程が完全四度4/3と、完全な短三度6/5の組み合わせで構成されるランク2の調律システムは、オクターブでない5リミットに見える。しかし実際には、オクターブと7リミットの音程に下記のように非常に正確な近似があるため、ランク2の7リミットマイクロテンパリングシステムをさりげなく示唆している。

(6/5)2/(4/3) = 27/25 は半音として最大、もしくは完全な短二度であり、 (27/25)9 は1オクターブの1cent未満だが、 (27/25)2 はほぼ正確に 7/6 であり、7つ目の短三度となる。